野鳥撮影の初心者がカメラを選ぶ時に見落としてはいけない点とは?!

マヒワ

新機種のカメラがいろいろと発売されていますが、
ここんとこは、物欲がおさまっているHIDEです。

カメラを選ぶ時にあれやこれやといろいろ考えていると、
なかなか決まりませんよね。
もちろん、そんな時間も楽しんですけど。

でも、何を重視してカメラを選ぶかはっきりさせて選ばないと
失敗してしまう可能性もあります。

カメラを選ぶ時に重視する点にはどんなものがあるでしょうか?
・性能
・価格
・持ち運びやすさ
・メーカー

などいろいろあるかと思います。
しかし、ここには出ていないもので、初心者が見落としがちな点があります。
それは??

野鳥撮影の初心者がカメラを選ぶ時に見落としてはいけない点はここ!!

ずばり!これです!

RAWデータでの撮影が可能かどうか!

実はこの点が見落としてはいけない点になるのです。
その理由をお話しします。

その前に、RAWデータがまったくわからないと、話にならないので
この点から先にお話ししていきます。

RAWデータとは?!
RAWデータとは、カメラの撮像素子で受け取った『生』の記録です。
『生』なので、光の情報がいっぱい記録されています。
ただし、この『生』の記録は、写真ではないので現像して写真にする必要があります。
これをRAW現像といいます。

通常は、カメラ内で写真データの『JPEG』に変換して保存されます。
このとき、人間の目には見えないであろう部分を圧縮しているのです。
データが圧縮されているので、ファイルサイズは小さくなります。

RAWで撮影すると、現像しないと写真データとして使えないので、
手間がかかってしまいます。

でも、この手間を惜しむのは、非常にもったいないです。
なぜなら、「失敗した・・・」と思った写真をよみがえらすことができるからです。

写真がよみがえる??

写真がよみがえると言われてもピンとこないかと思いますので、
HIDEの失敗写真を例にして見てみましょう。
ほんとは出したくないんですが・・・どうぞ。

何の鳥だかわかりますか?
この写真だと、ちっともわかりませんよね。

野鳥撮影をしていると、このように鳥が真っ黒になる場合があります。
空がバックになってしまうと、このような写真によくなってしまいます。

これが、初めて出会った鳥だと、すっごいがっかりするんですよね。
でも、RAWで撮影していれば大丈夫、写真がよみがえってきますから!!

どうですか?!
かなり厳しい写真でしたが、マヒワの群れであることがわかるようになりました。

真っ黒になっていた部分にも、色を出すことができるので、見えなかったところに
「ここにもいたんだ!」と見えるようになっています。
難しい操作をしたわけではなく、露光量などをちょこちょこっといじっただけです。

通常は、撮影時に露出を適正に合わせなければなりません。
この場合には、かなりのプラス補正が必要な状況でした。

しかし、現場で瞬時に適正露出を判断するのは困難ですし、設定を変えている間に
野鳥が飛び去ってしまうことが多くあります。

そのため、後からでも露光量などを変更できるようにするために、
RAWで撮影することがおすすめなのです。

とくに、初心者の人やHIDEのような散策型の撮影スタイルの場合は、
その都度、現場で適正露出を設定するのは難しいですからね。

まぁ、HIDEの場合は、ただへたくそなだけですけどね。
でも、それをごまかすことができます。

RAW撮影バンザーイ!!

このような理由で、RAWデータで撮影できるカメラをおすすめするHIDEでした。
どうもありがとうございました。

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