神社での茅の輪をくぐる意味やくぐり方とやってはいけないことは?

秩父神社

今日から6月になりましたね。
毎月1日は秩父神社にお参りに行きます。

今日もなんとか時間をつくって、お参りさせていただく
ことができたHIDEです。

今月末には、巨大な輪っかが現れると思いますが、
一体何のためにあるのでしょうか?

恐れを知らない人なら、通り道にあるんならくぐりましょ。
とくぐるかもしれませんが、どうにくぐっていいのか知らないと
躊躇してしまいますよね。

そこで、あの輪っかをくぐる意味やくぐり方、やってはいけないこと
についてまとめてみました。

茅の輪をくぐる意味は?

巨大な輪っかとは、この茅でつくられた輪っかのことです。

まず始めに、「なぜ、この輪っかをくぐるのか?」からいってみましょう。
この輪っかをくぐることは『茅の輪くぐり』と呼ばれています。

茅の輪くぐりは、罪や穢れをはらうために行うのです。

胸に手を当てて考えてみましょう。
毎日の生活で、ついつい悪しきことを考えたことはありませんか?

「これくらいいいかな・・・」
悪いと思いながらも、ついやっちゃたなんてことはありませんか?

自分に正直に生きているつもりでも、いろいろな罪や穢れが
ついてしまっているのです。

この罪や穢れをはらうのが茅の輪くぐりで、『大祓(おおはらえ)』
と呼ばれる神事です。

この神事は、1年の内に2回あります。
このうち6月末から7月にかけて行うものを『夏越(なごし)の祓』と呼ばれ、
12月末に行うものを『年越の祓』と呼ばれています。

今月末で今年も約半年が過ぎます。
この半年間にたまってしまった罪や穢れを落としましょう。
そして、半年間無事に過ごせたことを感謝し、あと半年の無病息災を祈りましょう。

知らず知らずのうちについてしまう罪や穢れをしっかりと落とす!!
これが、茅の輪をくぐる意味なのです。

茅の輪のくぐり方の作法は?

茅の輪があったら、くぐった方がいいということがわかっていただけたと思います。
あとは、茅の輪を目の前にしたときに、ビビらないように作法を覚えましょう。

茅の輪は合計で4回くぐりますので、何回目か数えながらくぐりましょう。
茅の輪をくぐるときは、そのたびに一礼します。
忘れがちですが、しっかり一礼しましょう。

神社での茅の輪のくぐり方の作法

1回目
一礼し左足から茅の輪をくぐり、左回りで元の位置に戻ります。

2回目
一礼し右足から茅の輪をくぐり、右回りで元の位置に戻ります。

3回目
一礼し左足から茅の輪をくぐり、左回りで元の位置に戻ります。

4回目
一礼し左足から茅の輪をくぐり、拝殿へと進みます。

拝殿へと進んだあとは、拝殿前で一礼し、二拝二拍手一拝で参拝します。
最後に一礼して終わりとなります。

やってはいけないことは?

茅の輪の茅を引き抜いて持ち帰る。

これは絶対にやっていはいけないことです。
その理由は、茅の輪をくぐる意味を考えればわかります。

茅の輪をくぐるのは、

罪や穢れを落とすため。

でしたね。
だから、茅の輪の茅を持ち帰ることは、他人の落とした罪や穢れを
持ち帰ることになってしまうのです。

欲しいですか?

いりませんよね。
せっかく自分の罪や穢れを落としたのに、他人のものを持ち帰ってはね。
『ご自由にお持ちください。』とも書いてませんしね。

それはともかく、茅を持ち帰ることは、他人の落とした罪や穢れを持ち帰る
ことになってしまうので、絶対にやめましょう。

茅の輪ができたら、半年分の罪や穢れをしっかり落とそうと思っているHIDEでした。
どうもありがとうございました。

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