春の風とヤチョリーナ物語

アオサギ

今日は、気合を入れて野鳥撮影にでかけるぜ!!
と気合たっぷりだったのに寝坊したHIDEです。

きれいに咲いた梅の花と、さんさんと降り注ぐ太陽の
光は、暖かい雰囲気がたっぷりです。

しかし、そこに風が吹いてくると困ったもので
体感温度はグッと下がり、花粉を遠くまで運ぶという
頼んでもない仕事を勝手に引き受けます。

今日のHIDEの野鳥撮影日記が気になる方は、
続きをどうぞ!!

春の風とHIDE物語

今日もどんな野鳥との出会いがあるのかと、期待に胸をふくらませ
意気揚々と秩父ミューズパークに出かけた。

梅園によってみると、多くの人が写真を撮ったり、散歩をしたりと
梅の香りと花の美しさを楽しんでいた。
梅だけでなくサンシュユの黄色が彩を鮮やかにしてくれている。

いつもの場所に向かうが、3月に入ってからルリビタキに出会っていない。
もう高山へ行ってしまったのだろうか。

などと考えながら歩いているが、ルリビタキはおろか鳥の気配がまったくない。
そのまま歩き続けると、水辺に大きな鳥がおりた。

アオサギであることは、見てわかったが警戒心が強いので、
これ以上近づくと飛び立つことは明らかだ。

飛び立ったところの撮影に狙いをさだめ、7D2の設定を変える。
2、3歩近づくと予想通り飛び立った。

素早くカメラを構え連射!!
上向きになってしまい、この態勢は首がもげるっす。

後ろ髪がながくて、ちょっとファンキーな感じだぜ。
遠くへ行ってしまったので、再び散策開始!!

ガビチョウとホオジロくらいで鳥気のない日である。
今日は、動き回らずにじっとしていた。

すると、冷たい風がHIDEに花粉と寒さを絶え間なく届けてくる。
春の暖かさを期待して、いつもより薄着な上に花粉に対してはノーガードという
なんとも無防備なHIDEに人生の厳しさを教えてくれる。

さらに鳥がいないという三重苦。
自分ではコントロールできないものをすべて受け入れ、

「自分の無力さを思いしれ!」

と自然が語りかけてきているようだ。
こんなことを教えてくれる自然には感謝と、畏敬の念を抱いて接するしかないだろう。

こんなことを考えているうちに鳥がやって来るだろうと期待して待っていたが来ず。
無念な気持ちを抑えつつ帰路についた。

というように今日はいまちいだったHIDEでした。
明日もがんばります、どうもありがとうございました。

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