今週末の天気気予報はまずまずなので
野鳥撮影に出かけられそうで、うれしいHIDEです。
野鳥撮影では、出会いたい鳥がどのにいるのかわからない
ということがよくあります。
しかし、そんな鳥と思いがけず出会えたこともあります。
一番最初に経験したのが、2015年４月のことでした。
出会いたかった鳥は、オオルリ。
当時は、山の中に行かなければ、見ることができないと思っていました。
同じ時期に野鳥撮影を始めたKさんと
「どこかいそうな場所を探してみよう。」なんて話をしてました。
渓流釣りもやっているKさんは、山や川に詳しくいろんな場所を知っています。
ある日、「情報をつかんだので、下見に行こうよ」と誘われましたが
あいにくその日は家の用事があり、行くことができませんでした。
「行ったら出会えたかもしれない！」という思いと、予定通りに終わらない用事に
イライラしていたのをよく覚えています。
予定より3時間ほど遅れてやっと終わったのが、午後4時近くになっていたと思います。
いつもの秩父ミューズパークへ行くと決めていたので、その後すぐに向かいました。
時間も遅くなってしまったので、野鳥もあまりいないだろうと
期待していませんでしたが、何やら聞いたことのない鳴き声を耳にしました。
かなり遠くで鳴いていたので、見つけることが困難でしたが
なんとなく白いものが気になったので、ためしに撮影してみるとこれが？？
オオルリじゃないですか？！
この写真は、かなりトリミングしているのでオオルリだと確認できますが
撮影したときは、ほんの小さくしか写ってなくて、「ん？？」って感じでした。
カメラの再生でめいっぱい拡大してオオルリだとわかりました。
「オオルリだとわかったら撮りまくるしかない！」と思いましたが
もうその姿はそこにはありませんでした。
これが、一瞬ではありましたが、オオルリとの初めての出会いでした。
このとき、午後5時ごろだったので、用事が時間通り終わっていたらこの場所に
HIDEはいなかったと思います。
さらに、Kさんは結局その日はオオルリに出会えませんでした。
この出来事から、自分の思い通りに物事が進まないときでも
それは、自分にいいことをもたらしてくれる出来事のための時間調整なんだ
と思えるようになりました。
これまでは、自分の思い通りに物事が進まないとイライラすることが
多かったのですが、今では思い通りいかないことに感謝できるようになりました。
（いつもではありませんが・・・）
日々野鳥に成長させていただいているHIDEでした。
どうもありがとうございました。