野鳥撮影時のシャッタースピードはどうしてる?

エナガ

1週間が過ぎるのは、とっても早いと感じているのに
野鳥撮影に行ったことは、だいぶ昔のように
感じられるHIDEです。

野鳥撮影をしていて上手く撮れないと思ったことは
ありませんか?!

HIDEはいつも思っていますが・・・
もちろん気に入った写真もありますが、大半はボツ。

その原因のひとつにブレがあります。
狙った被写体がブレてしまうと、どうしてもぼやけた
写真になってしまいます。

特に野鳥の撮影の場合は、相手が動くわけですから、
その点も頭に入れておかなければなりません。

これらを考えながら、HIDEがシャッタースピードを
どうしているかをまとめてみました。

HIDEのシャッタースピードの設定は?!

一般的な撮影において、手ぶれを防ぐためのシャッタースピードの設定は、

1/焦点距離

と言われています。
もちろん、手ぶれ補正機構がついていれば、その効果分シャッタスピードを
遅くすることができます。

HIDEが常用している焦点距離が400mmのレンズを例にしましょう。
カメラ本体は、EOS7D2を使用しているので、センサーはAPS-Cフォーマットになります。

キヤノンのAPS-Cフォーマットの場合、焦点距離が1.6倍になりますので、
35mm版換算すると、400mm×1.6=640mmとなります。

先ほどの式にあてはめると、1/640より速いシャッタースピードであれば、
手振れが防げる計算になります。

手ぶれ補正がついてれば、これより遅くても大丈夫ですが、
あいにくこの『EF400mm F5.6L USM』は手ぶれ補正機構を搭載していません。
したがって、1/640以上が理想となります。

もちろんこの式は、一般的にいわれていることで、カメラの構え方がしっかりしれいれば、
これ以上遅くしても手振れを防ぐことができます。
使う人の腕にもよるということです。

これらの点をふまえて、HIDEは基本的に野鳥撮影では、1/1600に設定しています。
おいおい、ずいぶん式と違うじゃん!!
って思ったら、その理由を見てください。

HIDEが野鳥撮影時『1/1600』に設定している理由は?!

HIDEが野鳥撮影時に基本『1/1600』に設定している理由です。

・鳥は動くので、被写体ブレを防ぐため

・野鳥は、がっちり構える前に、逃げてしまうことがあるので、
さっと構えて撮影した場合でも、手振れを防ぐため

・腕が足りず、基本のシャッタースピードでは微ブレしてしまうため

などがあげられます。
HIDEが今ままで、撮影を繰り返した結果、極力ブレを防ぐために、
必要なシャッタースピードです。

もちろん光量が足りずに、ISO感度が上がってしまう場合には、1/1000まで
遅くします。

でも、これ以上遅くすることはめったにありません。
ISO感度が上がってノイズがのっても、あとで修正できるもののあります。
しかし、ブレだけはどうしようもないので、これ以上遅くはしません。

1/1600であれば、飛翔シーンでもブレずに撮影できます。

止まっていて、近距離で撮影できれば、解像感を保ったまま撮影できます。

HIDEは構えが甘いと思いますが、それでもしっかり撮るためには、
1/1600のシャッタースピードが必要なのです。

もし今、野鳥撮影をしていて、ブレが気になる写真が多い場合には、
シャッタースピードを上げて撮影してみてはいかがでしょうか?!

週末が近づきワクワクしているHIDEでした。
どうもありがとうございました。

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